今は昔、竹取の翁といふものありけり―
誰もが知る"かぐや姫"の物語が、幻想的な日本語オペラに
東北で初めての上演となる本作は、日本最古の物語「竹取物語」を原作に忠実に台本化し、昭和歌謡のように親しみやすいメロディで綴られた、子どもから大人まで楽しめる本格的なオペラです。
キャストに、日本を代表するソプラノの砂川涼子、バリトンの晴 雅彦、びわ湖ホールが誇る「びわ湖ホール声楽アンサンブル」のメンバーを迎え、中村敬一の演出、そしてお馴染み、阪 哲朗×山形交響楽団のタッグで美しい日本語オペラをお届けします。
【ダイジェスト動画】
教えて!中村先生 歌劇『竹取物語』を10倍楽しむ鑑賞講座
9/7に開催した演出家・中村敬一による講座を一部公開中!
山形の冬を彩るオペラの祭典を開催!古今東西の3つの物語を美しい旋律に乗せてお届けします。
特設ホームページはこちら▼
●覚えていますか?「かぐや姫」の物語
≪あらすじ≫はこちら
●「オペラビギナーズガイド」 初めてオペラを鑑賞する方もこれで安心!
やまぎん県民ホール広報誌 MiNGLe(みんぐる)Vol.2
【関連ワークショップ】
プロのクリエーターと一緒に「竹取物語」のモチーフを作ろう!
陶芸・染色のプロと一緒にワークショップ参加者全員で一つの大型作品を制作します。会場は県内3カ所(鶴岡・天童・長井)を巡回!完成作品は公演日に合わせてやまぎん県民ホールに展示予定です。
協力:東北芸術工科大学
◎詳細はこちらをご覧ください。
【メディア掲載】
●ぶらあぼONLINEに制作発表の記事が掲載されました。(4月25日)
阪哲朗、中村敬一、砂川涼子らが登壇!共同制作オペラ 沼尻竜典作曲《竹取物語》制作発表 - ぶらあぼONLINE | クラシック音楽情報ポータル (ebravo.jp)
●毎日新聞に記事が掲載されました。(8月19日)
砂川涼子 日本オペラの美しさ再認識 「竹取物語」でかぐや姫役
(この記事は有料記事です)
●ぶらあぼONLINEに公演の記事が掲載されました。(9月17日)
日本最古の物語に新たな光をあてるオペラ、待望の上演!
【各地の開催日】
本公演は、びわ湖ホール、iichiko総合文化センター・札幌コンサートホールKitara・やまぎん県民ホールの4館の共同で制作・上演します。
各地のプロオーケストラと市民参加による合唱団が出演し、それぞれ特色のあるオペラ上演を行います。
・大津公演 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 2024年11月23日(土・祝)、24日(日)
・大分公演 iichiko総合文化センター 2024年12月1日(日)
・札幌公演 札幌コンサートホールKitara 2024年12月7日(土)
(C)Florian Hammerich
山形交響楽団常任指揮者、びわ湖ホール芸術監督、京都市立芸術大学音楽学部指揮専攻教授。 京都市立芸術大学作曲専修を卒業後に渡欧。ウィーン国立音大指揮科在学中にビール歌劇場専属指揮者となり、これまでに、ブランデンブルク歌劇場第一指揮者、コーミッシェオーパー専属指揮者、アイゼナハ歌劇場並びにレーゲンスブルク歌劇場で音楽総監督を歴任。第44回ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。
(C)Keiichi Kimura
武蔵野音楽大学、同大学院で声楽を専攻。卒業後、舞台監督集団「ザ・スタッフ」に所属してオペラスタッフとして活躍。文化庁派遣在外研修員としてウィーン国立歌劇場にてオペラ演出を研修。帰国後、東京二期会、東京室内歌劇場、日生劇場、新国立劇場、びわ湖ホールなどをはじめとする全国各地で多数のオペラを演出。音楽的な視点と豊かな感性による舞台づくりは広く認められている。第23回ジロー・オペラ賞新人賞、2001年大阪舞台芸術奨励賞を受賞。
(C)Kazuhiko Suzuki
1972年、東北初のプロ・オーケストラとして誕生。東京・大阪での「さくらんぼコンサート」など、年間150回に及ぶ多彩な演奏活動を展開。 2007年、飯森範親(2004年から常任指揮者・ミュージックアドヴァイザー)の音楽監督就任を機に、名実共に東北地方のみならず日本の音楽文化を代表するオーケストラとしての地位を確立。2008年には、アカデミー賞映画「おくりびと」に出演。2017年「モーツァルト交響曲全集CD」を発売、第55回レコード・アカデミー賞(特別部門 企画・制作)を受賞し全国的な話題となる。 2020年6月より、常任指揮者阪哲朗とともに「ベートーヴェン交響曲全曲演奏会」をスタート。全集DVD制作とインターネット配信を通じて、山響の新たな魅力を発信している。2022年、創立50周年を迎えた。 常任指揮者 阪哲朗、首席客演指揮者 鈴木秀美、ミュージック・パートナー ラデク・バボラーク、創立名誉指揮者 村川千秋、桂冠指揮者 飯森範親。
オフィシャル・ウェブサイト日本のオペラ演出界に多大な功績を遺した故・栗山昌良による日本の「美」を体現した2015年上演版を基に、栗山の弟子であり、2024年3月のびわ湖ホールプロデュースオペラ『ばらの騎士』でも高評価を得た中村敬一が再演出します。オーソドックスで分かりやすく、そして繊細なニュアンスまでも描く中村が、日本人の心に深く残る『竹取物語』の舞台を作り上げます。今回の上演では、2022年と同様、オーケストラがステージ上にあがり、キャストはオーケストラの前で歌い演じます。いつもはオーケストラピットにいるオーケストラがステージに上がることで、音楽も十二分に楽しみながら、本格的な照明、映像、衣裳により物語の世界に深く入り込めます。そして、日本語・英語字幕も掲出するため、ストーリーも追いやすく、初めて見る方にも存分に楽しんでいただけます。