≪延期公演≫新国立劇場バレエ団「白鳥の湖」キャスト決定およびチケット再販売日程のお知らせ
※2020年4月4日(土)公演のチケットをお持ちのお客様は、お手元のチケットでそのまま鑑賞いただけます。なお、お持ちのチケットの変更・払い戻しはいたしかねますで予めご了承ください。
芸術監督:吉田 都
演出・改訂振付:牧 阿佐美
新国立劇場バレエ団として初の東北公演!山形の新たな文化芸術拠点で三大バレエの一つを堪能
古典バレエ作品の中でも絶大な人気を誇る『白鳥の湖』。牧阿佐美・元舞踊芸術監督が2006 年に改訂振付した新国立劇場オリジナル版では、オデットの哀しい運命が浮かび上がるプロローグを付け加えたことにより、愛の物語がより陰影深く描かれています。また、美術家カザレットによる現代的で洗練された色彩豊かな舞台が、より一層、この作品の持つ普遍性を際立たせているのも特徴です。何度観ても新しい発見があると言われる本作は、主役ダンサーたちの高度なテクニックと深い表現力、コール・ド・バレエのアンサンブルの完成度の高さなど、新国立劇場バレエ団の魅力がふんだんに盛り込まれています。
プリンシパル
愛知県出身。塚本洋子バレエスタジオで学ぶ。2006年に渡米しサンノゼバレエ団に入団。10年にソリストとして新国立劇場バレエ団に入団した。ビントレー『パゴダの王子』で初主役を務め、『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『ドン・キホーテ』『ジゼル』『火の鳥』『不思議の国のアリス』ほか数々の作品で主役を踊っている。13年プリンシパルに昇格。04年全国舞踊コンクールジュニアの部第1位、04年ヴァルナ国際バレエコンクールジュニア部門第1位、05年世界バレエ&モダンダンスコンクール第3位、06年ジャクソン国際バレエコンクールシニア部門銅賞など国内外のコンクールでの受賞歴も多い。14年中川鋭之助賞、17年芸術選奨文部科学大臣新人賞、18年舞踊批評家協会新人賞、19年愛知県芸術文化選奨文化賞、20年芸術選奨文部科学大臣賞、橘秋子賞優秀賞受賞
プリンシパル
群馬県出身。関田和代、菅居理枝子、田中洋子に師事。山本禮子バレエ団付属研究所、菅居理枝子バレエアカデミー、バレエスタジオDUOで学ぶ。2012年全国舞踊コンクールバレエ第一部第1位、ユース・アメリカ・グランプリNYファイナル シニア男性の部銅メダル、13年こうべ全国洋舞コンクールバレエ男性シニアの部第1位。14年新国立劇場バレエ団にソリストとして入団し、同年『シンデレラ』で全幕主役デビューを果たした。その後も、プティ『こうもり』『コッペリア』、ダレル『ホフマン物語』、『くるみ割り人形』『ドン・キホーテ』『眠れる森の美女』『ジゼル』などでの主演も好評を博している。16年ファースト・ソリスト、17年よりプリンシパルに昇格。18年中川鋭之助賞受賞、20年舞踊批評家協会新人賞。
国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業、桐朋学園大学音楽学部にて指揮を学ぶ。堤俊作、湯浅勇治、松沼俊彦に師事。2013年日本バレエ協会『ドン・キホーテ』でバレエ指揮者デビュー。その後、英国イングリッシュ・ナショナル・バレエ、バーミンガム・ロイヤル・バレエの客演指揮者として『ロメオとジュリエット』『くるみ割り人形』『海賊』『コッペリア』『大地の歌』『ラ・シルフィード』を指揮したほか、バーミンガム・ロイヤル・バレエ、井上バレエ団、NBAバレエ団の公演で指揮を務め好評を得る。また、指揮者の活動以外にもさまざまな分野でピアニストとして活躍の場を広げている。新国立劇場バレエ団では、数々のバレエ公演で副指揮者を務め、『シンデレラ』『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』『アラジン』『ドン・キホーテ』を指揮した。