科学研究のために開発された、粒子に高いエネルギーを与える加速器。現代では、その粒子ビームが医療に応用され、身近な病院でも活躍しています。小さな加速器であるレントゲン・CTでの診断や、加速器で作った薬剤を用いるPET検査、最新鋭の加速器を用いたがんの重粒子線治療について、山形大学医学部放射線医学講座の鹿戸先生と小藤先生がわかりやすく解説します。