実力・実績ともに世界トップレベルのピアニストによる公演が山形で実現!
1975年、ショパン国際ピアノコンクールで最年少優勝し、以来世界中で2,000回を超える演奏会に出演している「ピアノ界の巨人」クリスチャン・ツィメルマン。
日本でもこれまで250回を超す公演を実施し、度々チケットが売り切れるほどの人気を博しています。
また、コンサートの際は、自らが緻密に調整したピアノの会場に持ち込むほど、音に対して並々ならぬこだわりと情熱を持つツィメルマン。
しかし、彼の音楽はピアノ1台だけでは完成しません。紡がれる美しい音色の魅力を最大限に引き出すことのできる特別な音響空間によって、極上の音が創り出されます。
やまぎん県民ホールは2千人を収容できる大空間でありながら、弱奏時でも一粒一粒の音がクリアに響く、国内屈指の音響性能を誇っています。
ツィメルマンがやまぎん県民ホールでピアノを弾くその瞬間、いったいどのような音色が生まれるのか、ぜひご自身の耳でご体感ください。
(C)Bartek Barczyk
ポーランドのサブジェに生まれる。1975年にはショパン国際ピアノコンクールに史上最年少の18歳で優勝して、一躍世界の音楽界に知られる存在となった。
バーンスタイン、カラヤン、ブーレーズ、ジュリーニ、マゼール、小澤征爾、ムーティ、ラトルら多くの卓越した指揮者とも共演し、室内楽では、ギドン・クレーメル、チョン・キョンファ、ユーディ・メニューインらと共演。またCDはドイツ・グラモフォンの専属契約の下に数多くの権威ある賞を受賞している。
2017年9月には、日本国内(柏崎市文化会館アルフォーレ)にて収録したシューベトの最晩年のピアノ・ソナタ2曲によるソロ・アルバムを25年ぶりに発表し、高い評価を得ている。
国内では、リサイタル・ツアーのほか、ギドン・クレーメルとのデュオコンサート(07年)、チョン・ミョンフン指揮/東京フィルハーモニー(08年)とツィメルマンに捧げられたピアノ協奏曲(ルトスワフスキ作曲)、パーヴォ・ヤルヴィ指揮/シンシナティ交響楽団(09年)とガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」, ハーゲン・クァルテットとの共演(10年)、2014年にはマリス・ヤンソンス指揮/バイエルン放送交響楽団(ブラームス:ピアノ協奏曲第1番)などが挙げられる。
ベートーヴェン生誕250周年記念となる2020年には、ラトル指揮ロンドン交響楽団とベートーヴェンピアノ協奏曲全曲を30年ぶりに録音している。