仏教の典礼音楽「聲明」を舞台芸術作品として構成・演出してきた田村博巳と、指導者の一人として40年以上にわたって国内外での聲明公演に参加する新井弘順が、日本音楽の源流である聲明の伝統と現代の可能性を語ります。舞台芸術作品としての「聲明」を誰よりもよく知る二人の対談を通して、本公演をより一層楽しむためのヒントが見つかるかもしれません。
講師:田村博巳(演出家・国立劇場調査養成部長)、新井弘順(真言聲明・宝玉院住職)